17 Dec 2009

ジングルベルジングルベル…とBAカオス

雪がみぞれになった昨晩、とぼとぼとみんなで歩いて手話クリスマスキャロルの会に行ってきました。英語でSignalong Carolです。
Sign alongというのは私の職場で使われている手話です。聾唖の人だけでなく、知的障害者は手話を使った会話の方が理解度が高い、ということで日常で使われています。最近の若い知的障害者はみんな学校でこの手話を勉強しているみたいです。でも会話全てを手話で伝えるのではなく、文の最も重要な単語を発音しながら、同時にサインもする、というわけ。例えば「明日は映画見に行こう」だったら、「映画」の単語だけサインする、ということになります。

さてさて歌声だけでなくギターやらダンスやらピアノやらパーカッションやら怒鳴り声やら足踏みやら色々入り交じった、毎年恒例のクリスマスキャロル。とにかく騒がしいですけど、まあ楽しんだ者勝ちといったかんじで、みんなはしゃいで歌いました。モールドワインも飲んで、ほろ酔い気分でジングルベルージングルベルー。仕事中なんですけど、飲んでいいんでしょうかね〜ほほほ。しっかり飲みました。


ところで「We wish you a Merry Christmas; We wish you a Merry Christmas ;we wish a Merry Christmas and a Happy New year♪」という日本でもお馴染みのキャロルがありますが、昨日私はその歌の歌詞の全容を初めて知りびっくり!こんな感じに続きます。


「クリスマスプディングを持ってきて!クリスマスプディングを持ってきて!それと1カップの喜びもね!
 (プディング)貰えるまで帰らないわよ!貰えるまで帰らないわよ!だからさっさとここに出しなさい!〜♪」


やけにずうずうしい歌だと思うのは私だけでしょうか…。ちょっと歌のイメージが変わりました。


さてさて楽しいひと時もありますがそればかりではない年末。何ですかね一騒動ないと年が終われるない、とか。私のインド人の同僚が26日にブリティッシュエアウェズでインドに帰りビザの更新をする予定でしたが、皆さんもご存知BAのクリスマスストが発表されました。まだどの便に影響が出るかわからないみたいですけど、彼のビザは28日に切れるので、何が何でもイギリスを離れなくては行けない!今のところ、他の航空会社でチケットを取り直す、ということで話が進んでいますがお金は?いったい席はあるのか?彼自身はもちろんみんな不安な日々です。とにかく次のビザをとるために、28日以前に出国するのは必須なのでね。


日本航空じゃないですけど、BAも赤字続き。給料も下がって、リストラも進み、残る職員もパートタイムに移行とか、ボランティア勤務とか、かなり厳しい状況らしいです。スト決行になるとBAはその間1日10ミリオンポンドの損失。あんまりこの大不況を身近に感じず過ごしてきたけれど、この年末にさしかかり、やっと肌で感じています。とにかくインド人同僚が無事に出国できるように…。あーあこっちもかなり緊張しています。

2 comments:

  1. プディングもらえるまで帰らない・・ってそりゃ図々しいわね。初めて知ったそんな意味・・・。
    V君それは大変だー。何とか無事出国できるといいね。BAのストなんて知りませんでした。だめだ私もっとニュース読まないと・・・。サイナログ私全部忘れてしまいました。せっかく頑張って覚えたのに残念です。

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  2. V君出国危機が回避されました〜。くわしくは一番新しいブログを。

    今日年賀状が届きました。ありがとう!

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