25 Jun 2010

水難

私のラップトップに水がこぼれ、壊れてしまったのは4月。(修理不可能、亡くなりました)

昨日バスに座っていたら、何か足首にぽちょんぽちょんと垂れるものがあるなあーと思っていたら、バッグの中に入れていたペットボトルの口が開いて(こう、ぽんと押して、吸うタイプのやつ)、中の水が全部こぼれていました。肩掛けのかばんですが、お祭りの金魚すくいで、すくった金魚を家に持って帰ってくる、あのバッグ状態。

バックの中には、私の外付けハードドライブ、印刷したての名刺、携帯、カメラ、なぜかパスポート(酒を買う予定だったので必要だったのよ!)
が入っていました。

おー恐ろしい、この先書くのも恐ろしい。

あわてて救出したが、
携帯はすでに完全に亡くなっていらした。
名刺、全滅。 (でももう一箱自宅にあったので、半分は難を逃れる)
パスポート、ぐにょぐにょ。最初のバーコードのページののりがはがれちゃっている状態。
これは、新たに申請する必要があるのでしょうか…。誰か教えて。

そして命より大切…なわけないけど、それぐらい大切なハードドライブ、
昨日はまだ濡れていたので、試してみるわけにもいかず、換気の良いところにおいて、眠れぬ夜をすごしました。

今朝…
携帯、生き返る。(日本で10年前に売っていたような携帯です。強し。)
ハードドライブ、生きていたーーーほ。

ということで、一息つき、今日から仕事でウェールズに一週間行ってきます。
来週帰ってくると、引越しです。3本通り先まで。

下の絵は、昨日絶望のどん底にいた時に、悲しすぎて描いたやつ。
何でこうも水難続き。海水浴にはいかないようにします、今年。(ってイギリスで海水浴しとことないけど)

18 Jun 2010

背後霊のたたり

いろんなことが終わったので、今週気楽ーと思ったら、全然気楽じゃなかった。(金曜日の夜時点)
とにかくまず肩がものすごーくこる。肩がこると、背後霊をしょってる気分になります。頭から肩全体にかけて何かいるよね。って他人に聞いても仕方ないけど、私の肩には絶対何か乗っている、そして暗いオーラを噴出している感じ。想像してみてください。

とにかくその背後霊に我慢できなくなり、元マッサージ氏のインド人君にマッサージを頼みました。
でもですね、やっぱり異性に肩揉んでもらう、ってことほど微妙なことってないわ。や、赤の他人のマッサージ師なら全然かまわんが、友達の男性っていうのがどうも落ち着かん。緊張して、逆に肩こりました。彼曰く「急にやりすぎると、逆に痛みが増すから、3日かけてじょじょほぐしていきましょう」とプロのメニューを組んでくれたが、2日目から「もう、全然痛くないー」と言って(大嘘)逃げました。ごめん。コンサーバティブすぎか?
私、自分の背中にかなりコンプレックスがあり、そこを見られるというのもいかん。とてもいかん。

それから、イラストの方で、頼まれていたポスターを2点ほど始めたのですが、これもいかん!図はすぐ描けたのに、色が全然決まらない。昨日で終わると楽観的に思っていたら、否。
しかもその焦燥感からか、なぜか色以外のタイポグラフィーなど全部仕上がってた、ファイル保存し忘れた…。

それに気づいたのが昨晩、友達との飲み集いへ行く道中。(グぅヲーーーー)
おかげでやけになって飲みだしたら、ブラジル人が「さとうきびの焼酎」なるものを持ち出して、ショットでいってみた。うまい。うまかった。

しかしほろ酔い加減で床に就くと、深夜2時半ごろから、私の部屋の前に何かがぶつけられる音で目覚める。見てみると、みんなのバッグやら、リュックサックやら、靴やらが投げ込まれ山積みに。(怒)(ストレスたまると、こういうことする人がいるんです。私の家。個人的な恨みではないことを祈ります。)

そして今朝目覚め(まだ怒っている)、仕事に行き、半地下のランドリーに行ってみると、
「うおーーーーーーーーーーーーー」(本当に叫びました。)
カビの生えたパンツが…。パンツにふさふさ毛が生えている(カビ)。(こうなったいきさつはグロいので説明しませんが)。「うおーーーーーーーーーーー(超怒)」

私本当に怒っていました。1時間ほどふぐのようだった。でも1時間たつと、ちょっとこの事実が面白くなってきて、友達に笑いながらメールしてました。「パンツにカビーありえねー」と。

生きていると色んなことがありますね。
私の共同騒動生活はさらにその味濃いです。濃すぎてもーいーやと、思います。ほっといてくれ!と。
その願い通じ、もうすぐで別の住処へ引越し。(3本通り向こう)

15 Jun 2010

帰ってきました。

ご無沙汰しております。
無事にカンタベリー巡礼の一週間を生き延びて帰還して参りました。
といっても、月曜から金曜までロンドンで歩けない人たちと「留守番組」をやっていたわけですが、留守番組もそれなりに色んなイベント満載で、
ケントに出かけ、
クンデリーニヨガをやりながらお経を唱え、
キューガーデンを車いすを押しながら散歩し、
アートセラピーでびりびりと雑誌を破り、
ハート形のケーキを焼き、
激辛カレーに汗だくになり、
モロッコダンスを踊り、
オセロをやり、
花束の手配をし、


やっときた土曜日には車でカンタベリー大聖堂へ駆けつけるものの、
大遅刻し、
車の中に取り残された花束を取り出すべく大聖堂の中を走り回り(すいません)、
大聖堂の中トイレを求めてうおさお、
車のドアに手を挟んで病院に運ばれた仲間の連絡を待ち、
帰ろうと思ったら、何人か失踪いていることに気づき(ちゃんと帰ってきました)、


カンタベリー巡礼から帰ってきました。
帰ってきたら、みんな緊張がとれたのか、吐き下しする人やら
ビデオを投げ飛ばす人々がいましたが、
まーそれはいつものことということで、無事に問題解決。


今やっとお休みが始まりました。
でも!最近ちょっとイラストのプロジェクトが3件ぐらいありまして、
そちらを早速始めたいと思います。


先週写真は沢山撮ったのですが、色んな人が写っているので公開断念。
ロンドンの初夏の写真をどうぞ。

6 Jun 2010

Fun Fair Season

Fun Fairとは移動遊園地です。今週が学校のお休み「Half Term」で、夏になってきたところだし、ロンドンのいたるところに移動遊園地が来て賑やかになっています。

わがド下町にも毎年恒例の「Carters' Steam Fair」がやってきました。Steamつまり蒸気稼動遊園地。ビンテージ海賊船やらメリーゴーランドやらゲームセンター…何でもそろっています。
カンタベリー巡礼前の地獄の忙しさを縫って、遊びに行ってきました。 

ゲームセンターで「あなたの将来の旦那の写真が出てくる」という占いマシーンがあって、やってみると二重あごのパイプを吸っている肉屋の写真が出てきました。それから18禁のPeep Showマシーンもあり、メダルを入れるとのぞき穴からビクトリア朝のヌード写真をスライドで観られるようになってました。全てビンテージもの。

ちなみに下の写真に写っている、アイスクリームの屋台(車)はミックジャガーが娘の結婚式のために買取たい、と交渉していたものらしいです。ミックの手中に収まることなく、生き延びて、私にアイスクリームを売ってくれました。

4 Jun 2010

溶けている

今日私とけていました。太陽が暑すぎて。
ロンドンって普段はどんよりしているくせに、いったん太陽が顔を出すとじりじりと照りつけてきますね。5分外にいただけで、皮膚がひりひり。太陽に慣れていないせいか、本当に日差しが強いのか、わかりませんが、とにかく私はすぐ体力を奪われてしまい、溶けて、ふにゃふにゃ、よろよろ。なので帽子いつも欠かせません。(本当は日傘も差したいところだけど、そんな人下町ロンドンには誰もいないので、何となくしり込みしてしまい、却下。)

そんな暑い暑い中、今日は職場の本部の印刷機前に陣取り、85人分のカンタベリー巡礼「冊子」作り。こうゆうのって、高校や中学の修学旅行前とかあったなあ。なつかしい。85人全員同じならたいしたこと無いのでしょうが、グループリーダーパック、5つの別のグループの地図、ドライバーパック、グループメンバー情報(アイドルか!?)、カンタベリーの車椅子用地図、とか果てしなく果てしなく色んな別の要素があるわけです。それを個別にそれぞれ製本して……

何がいやって、とにかく印刷機が暑い暑い。前に立っているだけで、汗だらだら。
さらに直前変更やら何やら果てしなく続く「ラストミニッツ」の作業。ここポイント。すべてラストミニッツの作業。あたふたあたふたと時間が過ぎ去っていく感じです。

疲れました。肩こった。

でも、いよいよ月曜にはいよいよ出発。私ここまで色々下準備企画して、結局はロンドンに居残り組みです。土曜日に「車」でカンタベリーで合流。でもロンドン居残り組みも色んな遠足やらヨガやらアートセラピーやら、行事が満載なので、楽しみたいと思います。 ヨガって実はまだ未経験。