26 Sept 2011

アドレス移行のお知らせ

Website のリニューアルを経て、このたびブログの方のアドレスを変更しました。
今までここで載せてきたポストもほぼ全部そのまま引っ越しましたが、これからは以下のアドレスでお願いします。http://moesuzuki.blogspot.com
ブログのfollowerになっている方も、ぜひ新しいアドレスでまた登録してくださると幸いです。

これからも写真と「ぶつぶつ(MumbleMumble)」と絵を載せていくのでどうぞよろしくお願いします。
http://togenkolife.blogspot.comの方は近日中閉鎖する予定です。

25 Sept 2011

生き物たち

生きもの三部作が完成しました。
大きい作品はwebのポートフォリオにupされる予定です。

13 Sept 2011

New Website

新しいデザインとポートフォリオでMoe Suzuki Illustrationsが更新されました。
是非ご覧下さい。


現在イラストの方で就職活動中です。
こちらのブログもウェブサイトと近々リンクする予定です。
どうぞよろしくお願いします。

4 Aug 2011

夏の日差し

しばらくブログが途絶えていますが、現在イラストの方のホームページをリニューアル中ですので、そちらに専念させてもらっています。ホームページは8月下旬に再オープンの予定です。
その際にはまたこちらでもお知らせします。
ロンドンは久しぶりに暑い日が2,3日続いたなあと思ったら今日は雨模様の寒い日です。
日本にスカイプ中に聞こえてきた蝉の声が、あー夏ってこうだったけ、と何となく懐かしい思い。

 

24 Jun 2011

スロヴェニア編ー小さな国の密度

スロヴェニアという、ほとんどの人にとっては「名前聞いたことあったような…」という感じのマイナー(こういっちゃ失礼だが)な国を訪れてみた。

というのもかつてのロンドンでの同僚がスロヴェニアに渡って寿司を握っているから!人生色々あるよね、とうなずきつつも、この機会を逃したら絶対きっと一生訪れること無いかも…と思ったこの国に私は惚れました。

静岡県サイズ、人口200万人、建国30周年、在留邦人20人ちょい、というミニ新国家は、小さいなりの密度の濃さでおもしろさ満載。首都リュブリャーナの中心広場から3分歩くと「村」があり畑が広がるという、のどかさ。元ソ連の灰色の公団満載かと思いきや、そこまで社会主義の面影は濃くなく、明るく開けていました。そして夜中歩いていてものどか、平和!至って平和!
ヴェネチアから電車で4時間半。アドリア海に出れば国が小さいので、海岸線沿いに右手にイタリア、オーストリアのアルプス、左手にクロアチアが広がる…という素敵な所。北にバスで1時間半出れば本場アルプスの最南端ジュリアンアルプス。

そんな国での体験は
アメリカ大使館邸で歌を歌ってお昼
イエズス会士とスロヴェニアの建築の歴史巡り
ハンター‘s dish (猟師の食事盛り合わせ、あらゆる山の肉…)
世界一大きい地下渓谷が広がる鍾乳洞探検
アドリア海の夕日
首都散歩(だいたい2時間あれば終わるのである)
岩壁にスニーカーでちょっとしがみつく
夕飯作り
ジュリアンアルプスでジョギング
寿司ランチ
ケーキ盛りだくさん

でした。友達がロンドンにいた時から見違えてのびのびしていたので安心して、自分も元気をもらって帰ってきました。

(そしてその5日後には恐怖のアメリカ出張が待ち受けていたのであった…)
明日からちょっと湖水地方に行ってきます。こうやってまだ書いていない旅行記がどんどんどんどんたまっていくんだわ…。









21 Jun 2011

派手さの空しさ

旅の記憶にまた戻ってーベネチア編、派手さの空しさー。


ベネチアに行く朝もメトロが事故かなにかで運転見合わせになり、焦りながらセントラーレから飛び乗った電車も、もちろん定時に出発する訳なんか無く。なんだか2日前とのほとんどデジャブ状態で出発。
 道中目の前に座っていた老婦人は、あーイタリアのお金持ちを絵に描いたようなエレガントな英語の上手な女性でした。邦題はわからないけど、ティルダスウィントン主演の「I am Love」に出てきそうな金持ち女性。ところでこの映画はとてもきれいな映画です。要するにどうってこと無い不倫ものなんだけど。

ベネチアではベネチアにかつて住んでいた大学時代の友達と共に一日を過ごす。自分だけだったら絶対迷っているであろう小道を、 彼女は人ごみを微妙にかわしつつすいすいと進んでいくのだ。とてもその姿がきれいだったりする。その後ろを身長差マイナス20−15cmぐらいのちびの自分がくっついていく感じ。

この日のお目当ては安藤忠雄が昔の関所を改装して最近オープンしたらしい、Punta della Dogana. 現代美術館。サーチコレクションをちょっと静かにした感じのキュレーティング。初めてPaul MccarthyとかEdward Kienholzとか、大学時代のレクチャーの教材系に初めてお目にかかったど別にどうってことなく…

と本当はちゃんと書くつもりでしたが新たに別の友達がお母さんが病気の事態を受け緊急帰国、イギリス人の友達に喉頭がんが見つかる、共同生活仲間は未だ集中治療室回復せずということで精神的な余裕が狭くなっているので写真だけupしておきます。本当に毎日、毎日ちゃんと生きてきたい。

17 Jun 2011

emigrating

ベネチア編を書く予定でしたが…ちょっと横道にそれて。

また一人大切な友達が明日ロンドンを去ります。
昨日その彼が夏にブルキナファソに行っている間にロンドンに置いておく荷物を預けにきました。これは詩の本、これはロッククライミングの本、これはドリス=レシング の小説、これは湖水地方の地図…と色々解説付きで置いていってくれました。夏の間本に困ることは無さそう。

友達に別れを言うことほどつらいことはないです。

その友達との別れを思って見つけた詩。


For My Sister, Emigrating
Wendy Cope

You've left with me
the things you couldn't take
or bear to give away-
books, records and a biscuit-tin
that Nanna gave you.

It's old and dirty
and the lid won't fit.
Standing in a corner of my room,
quite useless, its' as touching
as a once loved toy.

Yes, sentimental now-
but if you'd stayed,
we would have quarrelled 
just the same as ever,
found excuses not to phone.

We never learn. We've grown up
struggling, frightene
that the family would drown us,
only giving in to love
when someone's dead or gone.




もう一人の共同生活の仲間は先週末から危篤状態です。こういう時は本当につらいね。