27 Jan 2010

Gosberton Hotelの思い出①

今Balhamにある行きつけのホテルに来ています!と言っても知る人ぞ知る私の友達P氏のお家ですが。
私が学生時代3年間住んだなつかしの場所。この家はP氏の方針でベジタリアンハウス(魚はOK)なのですが(猫だけお肉OK)、当時20歳の私はあんまりベジ料理もどうしたらいいのかわからず、最初の一年で5kgぐらい痩せ、医者に行ったら栄養失調なりかけです、って言われたこともあったなーと。心配した母氏が混ぜて飲むプロテインの粉を大量に送ってきてくれたこともありました。今思い出すとかなり笑えますが、当時は大まじめでしたね。


あの頃は親からの仕送りもあり、バイトもしていて、結構リッチだったはずなのに、お金は美大の材料費と旅行代にすべて消えて行ったような。大学の休みの度にウクライナやらイタリアやらバングラデシュやらに行ったのもその時代。
当時(二十歳だった)は食費を一週間15ポンド(当時3000円)と決めていたけど、一体そんなんで何を買っていたのだろうか…今は頭をどうひねってもよくわからない。
とにかく生魚は高いので、カニかま95pとタラコの缶詰1.20pとサバの薫製1.50pをローテションさせながら懲りずに毎週毎週買っていました。
タラコの缶詰ってイギリスではあるのですよ。見た目は悲しいかな、猫のえさと全く同じ感じ。味も特にないのですが…それをタラコスパゲッティにしたりしてました。薫製ではないのでただ魚臭い、という感じでしょうか。いつもお醤油と合わせていました。
カニかまは食べ続けて3年ぐらい経った時、「一体この中にはどれだけの化学調味料が入っているのだろうか…」「一体どれだけのカニかま着色料が私の体内に蓄積されてしまったのだろうか…」と急に気づき、それ以来食べる気が失せてしまったというか…いや気づいてよかった。
サバの薫製は唯一今でも買うもの。脂がのっていて、香ばしくて、うまいですね。酒のつまみどうぞ。

タラコ缶と中身の様子 



カニかまとサバの薫製



No comments:

Post a Comment