24 Nov 2009

IKEAメランコリー

仕事に戻った第一週目の休日、行ってきました、IKEAに。
がんばって気丈にさっさと買い物を済ませようと思ったのに、やっぱりIKEAメランコリーにかかってしまいました。


IKEAに行ったことがある人はよくわかると思いますが、入ったら最後、支払いのレジに辿り着くまで最短距離を走っても約10分くらいはかかるのです。その間ありとあらゆる、本当に必要ではなさそうだけどあったらほんの少し便利(?)で、しかもお手頃価格の商品の前を通らせて、お手軽に物を買わせよう…というIKEA側の魂胆ね。


まあ値段も安いし、デザインもかわいいし…いいじゃん…と思っていられればいいんだけど。


でも私はイギリス中、いや世界中の家々がIKEAの家具と小物で埋め尽くされる近い将来を想像すると、それだけで鬱状態になるわけです。
IKEAの世界征服だ!いやだー。みんな一緒というのが、どうも気持ち悪い。東欧の共産時代の全部間取りが同じ灰色の集合住宅、という感じです。


イギリスではよくいらなくなった家具を道端に出して「欲しい人勝手に持って行ってください…」というのをやりますが、物色してみると本当にIKEAの家具が多い!粗大ゴミ置き場もIKEAのものばかり。みんな買って捨ててばっかり! ああ悲しい。イギリスは確か、物を大切にする国だったよねー。


ちなみに私と友達は電球一箱に、ネズミグッズを集めているベルギー人友達にネズミの小さいぬいぐるみを買って帰ってきました。(これだけ文句を垂れながらやっぱり買ってますねこの人)
どっと疲れました。最初っから行かなければいいだけのことですね…。
行ったことがない人は是非一度試しに遊びに行ってください。食べ物も安いです。家具は大変壊れやすいです。

2 comments:

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  2. 昨晩、NHKドキュメンタリーで「ルーマニア1989年革命」といった番組があって、結構興味深い内容でした。
    その冒頭部分に、EU加盟後のルーマニア、おそらくブカレスト近郊かと思われる風景としてIKEAの大看板を冠した巨大ショップモールの建造物が紹介されました。なるほどIKEAですね。

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