11 Jul 2010

ペンキの塗り方とタコの運命

今週は色々なことを同時にやっている間に、もう日曜日になってしまいました。早いわ。

新しい部屋のペンキ塗り
ポスターデザイン×2
荷造り
日本行きのチケット購入
誕生日会の準備

仕事…

と二股三股四股かけていたら、何とか全部終わりました。

日本に住んでいると家のペンキ塗りなんて滅多にしないでしょうか…。イギリスの家の部屋は、壁にじかにペンキを塗って、模様替えする場合が多いのですが、今回友達も助っ人に入り、5時間ぐらいで全部終わりました。
でも元の壁の色が黄色でそれを白にしたので、5回ぐらい重ね塗り。釘で穴が開いている部分はまず、フィリング入れて、ヤスリかけて、角っこは刷毛で、それ以外はローラーで、壁についてるラディエーター(暖房)の後ろもやって(本当は外してやるべきだと思うのですが)、天井も塗って、としていると以外に時間かかるものです。
終わってから、汗だく、ペンキまみれ、ビーチサンダル、がらがらとDIY道具の入ったカートを引く…という悲惨な状態で、とぼとぼと自宅まで歩いていると、すれ違う人はみんながみな、ちょっと目線を投げかけ、即効そらしていました(私から)。「あ、この人と関わりたくない」オーラがぷんぷんだったはず。ロンドン人はそうゆうの敏感で。都会の人はみんなそうか。

タコの運命はいかに…とは、今や時の人、ドイツの占いタコのことです。ワールドカップドイツ戦の結果を全て正しく占い、ニュースにも引っ張りだこになっているタコ。
金曜日にペンキ塗りの前に家に篭り、デザインの仕事をしながらBBCラジオをつけっ放しにしていたのですが、30分毎のトップニュースで、「タコがドイツの敗退(準決勝)を予言しました!!」と、まじめに読み上げられるわけです。3分だけのトップニュースで、話題はだいたい5、6つに絞られるわけですから、そこで読まれるというのは相当に重要なニュースのはず…。BBCです。NHKがタコのニュースをトップで伝えている様子を想像してみてください。
世の中思ったよりは平和だな、と思っていたらこのタコが気になって仕方なくなり、今は毎日オンラインで彼の様子をチェックしています。仕事場のみんなに、彼の動向を詳しく伝えているのですが、誰も乗ってくれません。みんな「タコ」に向ける情熱が元から無いんでしょう。スペインのタコ祭りに貸し出されるとか…。飛行機で行くのかな…。ちょっと気の毒。
あータコ食べたい。イカ納豆もすごく食べたい。

下はその金曜に仕上げた、イベントFolk Lab第二段、Puppet Factoryのポスターです。Crystal Palaceに国内外のパペットアーティストが集い、色んなパフォーマンスを繰り広げるイベントだそうです。ロンドンにいる方ぜひ参加してみてください。
「パペット」って、日本語で「操り人形」か? あまりしっくりこないですね。人形浄瑠璃です、つまりは。お題もかなり大人向けらしいです。

2 comments:

  1. ポスターいいね!cool!!
    そのパペットのイベントも面白そう!
    日本でもやってくれないかしら・・・
    いいなぁ、見たいなぁ。
    おお!帰国ですか!?いつ?

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  2. 10月末に帰国です。
    3週間だけで、沖縄と静岡と東京とぶらぶらする予定です。結構忙しいかも。

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