10 Feb 2010

私のカード。

イースターの休暇でフランス行こー、といつもやるようにオンラインでユーロスターとフランス内のTGVのチケットを予約しようとしていた所です。さあ支払いの段階になりいつも通り私のデビットカードの詳細を入れ、決済ボタンをクリック………。

するとなぜか「あなたのカードの詳細を確認できませんでした。次のご来店をお待ちしております」ような旨のメッセージがあらわれる!なんじゃこりゃ、おかしいなーカード番号間違ったかなー、ともう一度自分が打ち込んだ詳細を確認していると…

ピルルルルルーといきなり携帯がなった!ひょー。私の携帯は滅多にならないので、これでさえ少々びっくり。しかも表示された番号は未知のもの。なんなんだ〜今忙しいのに、と電話に出ると、

「○○銀行のセキュリティー担当です。あなたのデビットカードがカード詐欺リストに表示されたので連絡させていただきました。」

なにーーーーーーーーーーーーーー!!この時点で心臓ばくばく。わ、わたしの、わたしの、汗水たらして(?)ためた米粒ほどの貯金を全て盗まれた…。金がない…。銀行の保険はどこまで効くのか…。わ、わたし、一文無し…。路頭に迷う…。と1秒の間に地獄絵がさーっと私の頭の中で駆け巡り、ううう、と英語がまともにでてこない。体が完全に固まっていく…けど心臓だけばくばくととてつもなく激しくなり…頭真っ白。

でもよくよく聞いてみると、先週末の金曜日普段使わないキャッシュマシーンで10ポンドのみお金を下ろし(しかも治安はそこまでよくはないブリクストンで夜の11時半に)、その次に今日ドバーンと3万円弱のユーロスターをオンラインで購入しようとしていた、というこの私自身の一連の行動がブラックリストに引っかかったらしい。だいたいカードの詳細を盗まれると、最初は持ち主がわからない程度にちょこっと試し使いし、その後パッとオンラインで使う、というのが詐欺のよくある手口だとか…。

いやーそれ全部私(カード主)の行動でーす。詐欺じゃないでーす。と説明したが、もう私がユーロスターのチケットを決済しようとした時点で私のデビットカードは使用停止、無効になり、次に新しいカードがくるまで約1週間かかるそうです。とほほ。まだ今週のお金おろしてないのに…。私の銀行が隣町まで行かないとないため、今完全なる現金カード一文無し状態。金がないのでバスにも乗れなーい。ははは。後でボスのリトアニア姉さんが帰ってくるはずなので、職場からお金借りよう…。

いやーでも良かった。私の米粒(いやおにぎり程度と言おう)貯金は無くなっていなかった。ほっとしてます今。

でも、考えたら怖いですね。コンピューターは私の行動をこと細かく24時間監視しているわけです。今回も電話かかってくるまで30秒かからなかったし。携帯会社も私がどこにいて、誰か話しているか全て承知だし、ロンドントランスポートは私がどこに移動したか全て承知(タッチ式の乗車券で全て記録に残ってます)。これって安全なのか一体。変な監視社会です。

でもねーいくら私が普段貧乏暮らししているからって、3万弱のユーロスター乗車券ぐらいたまには大人しく買わせてくれよ、コンピューター。そんなに敏感に反応しないでおくれ…。と思った今朝の出来事でした。
 

1 comment:

  1. とんだ災難ですね。
    でも、カードのそんな使い方っていうのは
    だれでもしているんじゃないの?
    そのたびにカードが無効になり、
    新カードが作成されるとしたら、
    大変な資源の無駄ではないのだろうか。
    日本もそうなるのだろうか。
    いやですね。

    ReplyDelete