25 Feb 2011

妊婦と歩く

昨日は妊娠5ヶ月の友達と散歩してきました。
鹿やら兎やら栗鼠やらと途中遭遇しました。
妊娠中は毎日3時間歩くといいのだそうです。
その彼女が明日香医院の写真集「いのちを産む」を持っていたので、
読ませてもらいました。泣いてしまった。
日本の友達からは「息子が歩いた!」のニュースあり。
いいねえ。命が沢山。

ところで、日本の父からスカイプがあり「山岳部は昔は文系だった!」とのこと。

21 Feb 2011

おたく達とともに

大人になればなるほど、人それぞれの生き方や考え方の違いがより意識するようになり、
大人になればなるほど、自分とかなり異なる人の集団との付き合いは減る…という感じかな。


しかし、
最近ひょんなことから自分と全く違う「種類」の人たちとの不思議な付き合いが増えました。
その違う「種類」とはつまり、ロンドンインペリアル大学の学生なわけです。
インペリアル大学とは言わずと知れた「ど」頭良い理系大学。そしてその中の大学生協の山岳部の皆々様です。

今まで知らなかったんだけど山に興味がある人は圧倒的に理系が多いんだとか。どの大学生協の山岳部でもメンバーになっている学生は理系が大半、歴史専攻、文学専攻がちらりといて、経済専攻、メディア専攻、油絵専攻、なんぞはまあ間違っても一人もいない…というのが一般的らしいです。(日本はどうだろう…)
なぜか、なぜでしょうか。どちらも男性比率が高い。それから道具を使う、というのがポイントだとか。
下の写真を見れば分かると思うけど、例えばロッククライミング(エイドクライミング)一つとっても、こんな沢山のギア(この場合ほとんど飾りか…)。単純に登山するだけでも、靴、防寒具、防水ジャケット、寝袋…なんだのかんだのと凝れば凝る程おたく度を掘り下げられる「道具」が沢山。要するに「おたく度」が良い具合に「理系」と「山岳部」の両方にシンクロするということでしょうか。もう目がきらきら。

実は先月始めにスコットランドで氷の壁を登ったのもこのインペリアル山岳部と一緒でした。そして先週末シェフィールドのピークディストリクトに行ったのが二回目。
道中、山登り中、食事中、にみんな(私以外)で盛り上がっていた話題を上げると:
  • 数独を独自に解決するアプリのプログラミング方法
  • プログラミングの新しい言語の違いについて
  • レーザーカッターの新技術についての討論
  • グーグル全体のプログラミングの把握
  • 新衛星の設計アイデア
  • カーボンナノファイバーの将来的、宇宙での活用方法。
など。
どれだけこのグループの中で私が「異人さん。いや、宇宙人さん…」であるかは火を見るよりも明らかですね。スコットランドの時はカルチャーショックすぎてでたじたじで、食事もろくにのどを通りませんでしたが、慣れてくると結構面白いもの。さらに彼らの(私にとっては)超非現実的な話に耳を傾けるのもなかなか楽しみを覚え始めました。こんな話題、滅多なことでは耳に挟むことはないので。

日本語の「おたく」に対する、英語で「geek」なるものがありますが、インペリアル山岳部はおたく中のおたくが集まったような集団なのでまた非現実度がかなりレベルアップ。私が「super geeks’geek」といつも嘆くのに構わず、みんなgeek度を披露していました。年が若ければ若い程、世の中であんまりすれてないので、おたく度が高いのですね。好ましいおたく度です。とても純粋だなあ、と。

そんな好ましいおたく君達と山に登って、ロッククライミングしてきた私。楽しかった!自分ってとても順応性が高いんだわ、と勝手に自身をつけて帰ってきました。
宇宙人の私にも大変優しいおたく君達でした。私が芸術学部写真科卒だ、と言ったら「そんな学問があるんだ…」という顔をしていましたが。
 私がクライミング中落下した時も(もちろんロープあり)みんな下から色々指導してくれて無事に上まで行けました。御陰さまで手はこんなになりましたが。

3 Feb 2011

幾何学的波動

Junipのライブに行って来ました。
(そして自分の背の低さを痛い程思い知った。 )
朝から泣いてばかりの日でしたがライブの後は友達と喜びの雄叫び。

最初の2曲程サウンドシステムがいまいちだったのだけど、その後調整されたみたいで
Junip特有の幾何学的波動に体を委ねてきました。サイコー。
頭の中に浮かんだイメージは、規則正しいパッチワークのパターンが広がっていく様子。それからミシン。なぜか。

そしてヴォーカルのジョーゼゴンザレス氏。格好良かった。
髭。

この調子で次の日もがんばれるかと思ったがまた泣きの日でした。
でも色んな人が慰めてくれた。gracious, generous, gifted personと。ありがたや。
一日一日その日の栄養を取りつつ生きていこう。

30 Jan 2011

さらば友よ。

3年前職場で出会った友達。
2年半前に担当の家が一緒になってからは特に、涙も笑いも共にしてきた人。
最初はお互いのものすごい訛りのある英語に
なかなか意思疎通も思う通りにいかなかったけど、
一度心が通ってからは言葉なんか問題じゃない。
東欧組が圧倒的なチームの中、二人で踏ん張ってアジア組を作り
飲みチームを結成し、独り者チームを結成し、
アジア人としての勤労な(?)性格を土台に家の仕事を二人でこなし
そして他のチーム仲間の仕事しなささ具合を愚痴言い合い、
時にはお互いにいらいらして
去年の7月からは住む家もシェアするようになり、
一緒に庭仕事に励んだり、ペンキ塗りに励んだり。
私が付き合うの別れたの…とやっているのを励ましもせず、批判もせず、
それでいいだよ、といつも言ってくれて。
私がしょっちゅう風邪引くと面倒見てくれて、
新型インフルにめでたくかかった時もまめに差し入れしてくれて、
あっちが30歳で水疱瘡に感染した時には(!)
自分も感染覚悟で差し入れ(結局その後予防注射をしていた事実が判明したが)
一緒に超ローカルインド料理を食べにいき、
料理して、
踊りにいって、
酒飲んで、
沢山笑って、
3年間過ごしてきました。

そんな友達は火曜日に本帰国。その後カナダに転勤です。
良い出会いあれば、それだけつらい別れがある、と。
私の愚痴聞き相手のドイツ人姉さんの言葉を借りれば
'if you dare to love someone, be prepared for grief.' というところ。

さみしくなるなあ。
そしてその2週間後にはまた別の一番仲良い友達がアメリカへ本帰国。
とにかくこの3人で今まで一緒に何だかんだやってきて、
近すぎず遠すぎずの関係ははなかなかの良い組み合わせだったのだよ。

イギリスは不景気で外国人帰国ラッシュ(全体的にはわからないけど、私の周りは確実に) 。
お別れだらけの年が始まりました。

21 Jan 2011

誰と行ったの?

「映画に行ってきた。」と言うと、イギリス人はよく「誰と行ったの?」と聞いてきます。
イギリス人は…というのは気のせいでしょうか。日本人に聞かれたことはないのですが。友達や家族を思い出してみても、一人で行く人は少数派。そして圧倒的に日本人の女性が多いです!なぜ?

世界中映画に行く人間は以下のグループのどれかに属するかと思われます。
1「映画は誰かと行かなくちゃ駄目!」グループ。
2「映画は一人で行っても別に平気」グループ。
3「映画は一人で行かなくちゃ駄目!」グループ。

2番のグループに属する私は昨日「Uncle Boonmee who can recall his past lives」を観に行ってきました。上の2番グループと3番グループに属すると思われる人間が大半でした。しかし木曜日の午後3時から映画に来ている人間ってどういう仕事してるんだろう…と(自分のことを棚に上げ)人間観察してしまいました。フリーランス系/リタイア族/学生/無職(ホームレスっぽいおじちゃんも一人)/シフトで働く職業系…といった感じでしょうか。

邦題はまだ無いよう。カンヌに出品されたタイ映画です。予想通り、全く何も大して起こらないアジアの芸術映画でした。でもちょっと笑いあり、ホラーあり。そしてとにかく映像がきれいだった。緑と青を濃くしていて、 何とも懐かさを思い起こさせる映像でした。猩々を思い起こさせる生き物が沢山出てきました。タイ共産党ゲリラ掃討を思い起こさせるような暗示も結構ありました。日本で公開される場合はぜひ。でも…本当に大して何も起こらなく、たんたんと進むタイプの映画です。


最近見たい映画が沢山あります。一人でも良いグループなのでどんどん暇を見つけて行くつもり。

16 Jan 2011

クリスマスツリー哀歌

毎年新年になると、道に捨てられ自治体の回収を待つお寂しクリスマスツリー達よ。
哀愁が町中に漂うのですが、しかし、ここまですごいとちょっと哀愁より笑いだろう。 
思わず仕事中に家を抜け出し写真撮りにいってしまった野次馬。

12 Jan 2011

色々な初体験

を、スコットランドではしてみました。
一番度肝を抜いたのは、アイスバイル、クランポン装備で登ったCairngorms。登っているときは上に進むのに必死であんまり考えてなかったけど、今考えるとまあよくもあんな壁を登ったわ…と。雪と氷だけの一番初心者コースを行きましたが、隣の岩壁を上級者がひょいひょい登っていたり、上からチョコレートが落ちてきたり、隣のスロープをスキーでおりていく人がいたり、不思議な世界でした。いつのまにか、両足、膝、すねと青あざだらけです。足の爪の下も内出血。

それから雪山歩き、雪山マウンテンバイク、凍った湖歩き…。その後エディンバラに移り、毎晩夕飯に誰かにお呼ばれして市内を点々としてみました。大きい都市に旅行する時は、暖かく迎えてくれる人が居ると、それだけで雰囲気ががらりと変わるものですね。特に「食」を誰かと一緒にできるだけで、ゆったり。

写真はそんなスコットランドの休暇から。