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10 May 2011

そういえば、あったっけ。

ありましたね、結婚式。ケートさんお嫁に行っちゃった。
ケートの正式名がキャサリンであることを初めて知った私。
結婚式当日は仕事が休みにも関わらず、とてもさみしー昼間を過ごしました。
もんのすごく寂しかった…実を言うと。

というのもずっと「ロイヤルウェディング」どうでも良い、宣言をしていた私。フラットメイトがばたばたと家を出て行く音で目を覚めると、家は既にもぬけの殻。
かろうじて残っていたフラットメイトも10時30分頃に「中継始まっちゃう!」とあわてて出て行ってしまった。

取り残されて仕方なく朝ご飯食べながら、ラジオをつけると中継がちょうど始まる所。
で、オンラインテレビで(私テレビ無いんだわ)中継を見始め、
王子の禿げ具合に見入って、ケートさんの美しさと、しかし29歳にしてはかなり深い皺に見入って苦労が多いんだろうな、と思いを巡らし、
花嫁の妹かわいいなあ、と関心したところで、
ひとまずつまらなくなるわけです。

テレビ観ながら家にいることが大の苦手な私は、外に出たい症候群にかられ
自転車に乗って飛び出してみたものの…
街中人っ子一人いないではないか!!!
この時事態の重大性(?)を初めて思い知らされた私。 
みんな、家でテレビ中継観ているんだわ!!!
誰もサイクリングなんてしてないんだわ!!!

友達の家に行ってみたものの、みんなテレビに釘付け。
もう一人、かなりごりごりの共和主義を貫いていた友達は
絶対暇だろうと思って電話をかけてみた所、
なんと、なんと、
あれだけ王室の文句を垂れていた彼,
バッキンガムパレスまでバルコニーのお披露目を観に行っていましたよ。生で。

この日の夜は友達と前回のブログで書いたショーに行ったわけですが、
街で出会う人人、すれ違う人人、
本当にみんな幸せそうで、楽しげだった。
英国王室の魔法にみんなかかってしまったようです。不思議だね。
私はひたすら寂しかったけどさ…誰にも相手されないで。

私のこの日の大大ヒットはこの女の子。
ものすごい不機嫌で耳抑えっぱなし。正直なこの子は将来相当の大物になるであろう、と踏んだ私。
これぐらいの度胸で日々生きていきたいです。

16 Jan 2011

クリスマスツリー哀歌

毎年新年になると、道に捨てられ自治体の回収を待つお寂しクリスマスツリー達よ。
哀愁が町中に漂うのですが、しかし、ここまですごいとちょっと哀愁より笑いだろう。 
思わず仕事中に家を抜け出し写真撮りにいってしまった野次馬。

6 Jun 2010

Fun Fair Season

Fun Fairとは移動遊園地です。今週が学校のお休み「Half Term」で、夏になってきたところだし、ロンドンのいたるところに移動遊園地が来て賑やかになっています。

わがド下町にも毎年恒例の「Carters' Steam Fair」がやってきました。Steamつまり蒸気稼動遊園地。ビンテージ海賊船やらメリーゴーランドやらゲームセンター…何でもそろっています。
カンタベリー巡礼前の地獄の忙しさを縫って、遊びに行ってきました。 

ゲームセンターで「あなたの将来の旦那の写真が出てくる」という占いマシーンがあって、やってみると二重あごのパイプを吸っている肉屋の写真が出てきました。それから18禁のPeep Showマシーンもあり、メダルを入れるとのぞき穴からビクトリア朝のヌード写真をスライドで観られるようになってました。全てビンテージもの。

ちなみに下の写真に写っている、アイスクリームの屋台(車)はミックジャガーが娘の結婚式のために買取たい、と交渉していたものらしいです。ミックの手中に収まることなく、生き延びて、私にアイスクリームを売ってくれました。

14 Mar 2010

徹夜の水の音

昨晩BishopsgateにあるSt.Ethelburga's Centreという所で24hrs Vigilというものがありました。私の職場の友人(プロの語り部)が参加していることもあり行ってきました……と書いてもよくわからないので、まずちょっと説明を。


St.Ethelburga‘s CentreはロンドンのCityという高層ビルが立ち並ぶオフィス街にある極小の元教会。周りに住んでいる人もいないので、全く使われずに建物だけが残っていたのですが、1993年のIRAのBishopsgate爆弾テロで完全に破壊されてしまいます。その後取り壊される予定だったんだけど、異宗教や文化間の和解と平和を築く場所として新たにオープン。今は多宗教が集まってイベントがあったり、和解/平和/非暴力をテーマにした講演やらパフォーマンスが行われている、とても興味深い場所。高層ビルとビルの谷間の人一人やっと通れる路地を入って行くと、小さい中庭にモンゴルのゲルがあったり、池があったり、不思議な空間です。
St.Ethelburga'sから画像を拝借。


それでもってvigilとは、私もよくわからなかったんだけど辞書で調べると「徹夜の祈り」だって。まあその名の通り夜通しのイベントで泊まる人は寝袋持参での参加でした。翌朝仕事がある私は深夜1時半ぐらいまで粘ってました。


Sara Markという彫刻家の作品がメインでそれを囲んでの「沈黙」のイベントなんだけど、これがなかなかおもしろかった。「沈黙!!」ということで写真は撮りませんでしたが、彼女はテームズ川から取ってきた水を凍らせて氷にし、それが天井から白い布に包まれてぶら下げられ、その下の金属のおわんに少しずつ溶けてしずくが垂れる仕組み。しずくはおわんに落ちて「ぽちゃんぽちゃん」と不思議な音をたてていて、それがマイクを通してホール全体に響く。おわんにたまった水はイベントの最後に参加者全員でテームズ川まで歩いて(徒歩7分ぐらい)、元来た所に返しに行ったそうです。
Saraのサイトから写真を拝借。

その氷の彫刻の反対側では、カーペットが敷かれて、囲炉裏みたいになっていて、キャンドル(わが職場の作業所作!)を灯せるようになっている。その囲炉裏を囲んでストリーテリングがあったり、音楽演奏があったり、詩の朗読があったり、夜はみんなで寝袋を出してきて寝たり…。


いまいちコンセプトはわからなかったのですが、何だかこんな都会のど真ん中に人が集まって、ぽちゃんぽちゃんとしずくが垂れる音をただ聞いてネッ転がっているのは何だか不思議な感じがしたのでした。一歩外に出れば、酔っぱらいのサラリーマンがタクシー!を呼んでいて、ばっちり着飾った女性達がこれからクラブ行って踊るわよ!という感じで闊歩している金曜の都会の夜です。ここに来る直前はまた別のイベントに行っていて、そちらはフルオーケストラちょっとオペラといった感じのかなり大音量だったので、St.ethelburga's の静けさが気持ちよかった。でも着いたとたんしずくの音を聞いて、急に眠くなり、あくび連発。水の音って癒しだよねえ。
ロンドンって色んな人がいて、色んな隠れた場所があって、毎晩街中のそこここで、不思議で少し意味不明なイベントがあって、まあだいたい友人のネットワークで参加する形になる感じだけど、パブに行く以外にも色んな夜の過ごし方があるもんだ…。



1 Mar 2010

っと春が来たような気配がするロンドン。一週間雨が降り続いた後、今日は「ぽかぽか」の「ぽ」ぐらいまで到達しました。ヒヤシンスが咲いたし、水仙の蕾も大きくなってきました。


先週の土曜日に羊やら木やらの絵と共に参加したイベントFolkLabですが、お陰様で3枚中2枚の絵を売って、1枚注文貰いました〜やった〜。チャリティーの活動資金集めのイベントだったので売り上げは「motor neuron  disease charity」(運動ニューロン疾患チャリティー)へ。


作品展示も面白かったし、ポーランド/アイスランド/フィンランドの昔話をベースにした舞台もなかなかよく出来てました。地元の色んなアーティストにも会うことが出来て、わが下町捨てたもんじゃない、とまた勝手に結論。励ましの声も沢山貰いました。これからも地道にイラスト描いていくのでよろしく。ホームページの方も少し新しい作品をupしたので見てみてください。


最近新しいプロジェクトの材料として1930年代のphoto postcards なるものを集めています。それと昔の写真も。昔々1950年60年台のいらないボツ写真が実家のハトサブレーの缶に一杯たまってたりする方、ぜひ譲ってください!作品に変えてお礼します。
photo postcardってこんなの。

20 Feb 2010

ローカルで何が悪い!

何たる寂れた下町よ…我が共同生活の舞台…と、いつも嘆いていますが最近になり、実は私の住む南ロンドンの下町は結構優れものなのでは、と思うようになりました。ロンドンの中心から離れ、家賃もそこまで高くなく、大きなチェーン系巨大ビジネスを魅惑しない土地柄が独特に発展したのかな、と勝手にうんちく語っていますが…。


とにかく地元のローカルビジネスとチャリティーばっかりなのです。もちろんチェーン店スーパーはありますが、その他に肉屋、魚屋、花屋、八百屋、farmers' market, 図書館、オーガニック食料品店、薬局、家具屋、印刷屋、園芸品店、雑貨屋、とローカルビジネスがちゃんとそろっている。ローカル本屋さんは7分歩いたところに…。高校付属のスポーツジムもあり、なんだかんだ言いつつ暮らして行くのに便利な所なのかしら、と最近思い始めた次第。私の地元東京では、ほぼ全部チェーン系と駅ビルで成り立っているので、こんなローカルぶりはなかなか見られません。はい、日の出も見たことなかった(高尾山に登るまで)都会ッ子でして。


料理当番の日は必ずスーパーに行く前に八百屋さんで買い物、お庭の植木も花屋さんで…しばらくそうやっているとお店の人とも仲良くなれるのでなかなか良いです。最近のお気に入りは印刷屋さん。SRAという精神障害者に雇用機会と職業訓練を提供するチャリティーが経営している印刷屋。私の作品の印刷に利用するのですが、色々注文着ける私をカウンターの後ろまで入れてくれてスキャンやら印刷やらしてくれる。この前は作品をたいそう気に入ってくれて、近くに新しくオープンするギャラリー(またローカルビジネス!)のオーナーを紹介してくれました。展示できるかなあ、いつの日か。
印刷終了。


もう一つのブームはemmausが経営するリサイクル家具屋。これまた世界中にあるホームレスのためのグループホームですが、私の地元では最近彼らがかなり巨大な倉庫を新しくオープンさせて、普通の家具からかなり高級アンティーク家具やらビンテージ服やインテリアまで扱ってます。日本でemmausがどういう活動をしているのかわかりませんが、ヨーロッパに引っ越してくる機会があったら、ぜひemmausで家具を揃えてください!IKEAに行く前に。
奥にある赤と茶色の引き出しを最近購入。


そんなわけでご飯を食べることの他に、今の私のテーマは地元ビジネスを応援することです。私の地元、実はそこまで寂れてないかも。


話はそれるが、インド人同僚V君のお土産、自家製ピクルスと胡椒。う、うますぎる。でも辛い…。そして容器がいかにもインド風。

6 Jan 2010

北の国から2010

風邪を治しつつ、零下5度の夜、昼間も最高気温2度のロンドンで寒さをしのいでいたらこんなことになりました。

雪って街の雰囲気を一気に変えるのでおもしろいですね。とにかく雪の日はロンドンが静かで、ざくざくと雪を踏みしめる自分の足音が奇麗です。ロンドンは東京以上に雪に弱い都市ですが、でも住民は思い思いに楽しんでいます。昨晩は深夜12時半頃、日本酒ほろ酔い気分で帰宅途中、一家総出でそりすべりを楽しむ人たちに遭遇。子供二人と父ちゃん。おもしろくって話しかけたら、まだ雪が深くなくてうまくできない!と言っていました。明日(今日のこと)また再挑戦するそうです。
らーらーららーらららーら。と「北の国から」を思い出しましたよ。というのもつい最近椎名誠と倉本聰の対談を読んだので。富良野って観光地化されること無く、独特の雰囲気を町ぐるみで守っていい所だねえ、と話していました。でも昭和58年の本なので27年も経った今でも倉本聰氏は同じ意見なのだろうか。私はあまり「北の国から」を見たことがないし、富良野にも大して興味が無く、母親の影響を受けさだまさしも好きではないのですが…あえて言えば蛍ちゃん役の中嶋朋子が好きです。


最近はたんたんと色々なことをして過ごしています。昨日は雪の中、日系古本屋さんへ。川上弘美、河瀬直美、天童荒太の本を購入。夜は日本酒で日本人会があり、飲みながら同僚の狐氏にブラジルのダンス、フォホを教わりました。でもさっぱりで狐氏の足を踏みまくりました。ごめんよ。私はラティーノではないのでね、体が馴染まんのです。しかし日本って絶対に日常で男女組んでに踊りませんね。ちょっとフォーマルに小学校のフォークダンスぐらい…。それから20年前のビートたけしと高田純次のテレビ番組などを笑いながら鑑賞。二人とも若くていい男だった(過去形か)。


今日は騒がしい共同生活から避難して、近所のBrockwell Parkへ。散歩した後、屋外プールの脇にある「Brockwell Lido Cafe」でキッシュを食べながら林真理子の「素晴らしき家族旅行」を読みました。Lido(ライドー)とは、屋外プールのことですが、ここは冬でも週2日はオープンしています。西欧人や北欧人は寒中水泳が好きねー雪の中でも泳いでるかな、と思って見てみるとプールは完全に凍っていました。


小説「素晴らしき家族旅行」は老人介護、嫁姑問題、遺産相続問題、年の差婚などを一気にテーマにしたおもしろおかしい小説なんですが、読み入っていたらいつのまにか大雪に!帰宅ラッシュにもぶつかり、しかもOyster Card(ロンドン版Suica)の残高が〇!キャッシュマシーンも壊れている!という事態で10分で帰れる道のりを1時間かけて帰ってきました。寒かった。今晩はケートウィンスレット主演のThe Readerを借りたので鑑賞します。本当はワインなんぞも買ってきたかったのだが、パスポートを持ち合わせていないことに気づき断念。私今年で26歳になるのですが証明書無しには酒を買えない身でして、苦労しております。どうやらイギリスに住む30代20代日本人の共通の悩みのようです。ちなみにイギリスではお酒は18歳から。若く見えるっていいことだわ。

11 Dec 2009

車内の険悪な空気

何故人間は、車の中でいとも簡単に機嫌が悪くなってしまうのでしょうか。


道を間違えた時
渋滞に巻き込まれた時
ナビを間違ってしまった時
駐車場所が見つからない時


車内の雰囲気は一気に険悪なものになりませんか。 私自身はまったく運転しないのですが、子供の頃両親との車中、職場で同僚と、友達と…車中のどよーんとした空気を経験してきました。日本もイギリスも一緒だと思います。
私は自分でナビ得意〜という勝手な自信があって、助手席に乗ったら最後!地獄のドライブが待っていた!とかよくあります。一番最近では去年の11月。職場でフランスに行くことになり、ナビを買って出たが、カレーから到着地のベルサイユ近郊まで3−4時間で着くはずが高速間違っちゃって約7時間かかる、という大事態に運転手と、後ろのシートも巻き込んで超険悪な雰囲気。夜だったんで、標識があんまり見えずにベルサイユを10周ぐらいしました。とほほ。あの時ほど目的地に着いたときの感動が深かったことはないですね。


昨日はちょっと息抜きに!とLeicester SquareのPrince Charles Cinemaに映画を観に行くことになったんです。旅の相棒はイモリ氏。夜でロンドン市内の有料道路規制がないので、じゃー久しぶりに車で行きましょーということになりました。きっと裏道に停められるだろう、と軽く踏んで。甘かった……。
国会議事堂やトラファルガー広場のクリスマスツリーを横目に、クリスマスで奇麗だねーなんて暢気にドライブをしていたら。車泊める所が全然っありませんでした。裏道に入って、一方通行で右往左往して、Piccadillyの渋滞に巻き込まれ、Hotel Ritz前の高級車達にクラクション鳴らされ、おきまり車内の超険悪空気が漂い始める。


萌「もうやだ。無理。さっさと帰ろう」
イモリ「いやーここまで来て引き返したらガソリン代が無駄だよ。もうちょっと探そうよ。」
萌「もうやだ。帰りたい。腹減った。」
イモリ「Zone2まで戻って、車を置いてバスで引き返してもまだ間に合うよ。」
萌「そんなの面倒くさい。もう家帰る!!!!」
イモリ「いや、僕はあの映画が観たいんだけど…。せっかく来たんだし。」
萌「.....................(無視)」


と険悪モードが頂点に達した所、イモリ氏がロンドン三越の裏に駐車場所を発見。「ほらー探せばちゃんと見つかるものだよ」
しかし萌「3時間で12ポンドもかかるよ、ここ。誰が払うのよ!そんな金ない!イライラ!」
イモリ.....無視して携帯で支払いの準備を始める。
イモリ「あー6時半以降タダだって。良かったね。ささっ、ご飯食べにいくよ…」


ささっとSohoでメキシコ料理を食べ、満腹感とともに険悪空気も消え、映画を観に行きました。「The Imaginarium of Dr.Parnassus」テリーギリアムの新作です。主演のヒースレジャーが制作途中で亡くなり、ジョニーデップ、ジュードロウ、コリンファレルが共に彼の役を演じ完成した作品。



はっきり言って、ストーリーの展開が遅くて、極彩色CGが多くて、所々英語についていけなくて、いまいち面白くなかった。12monkiesやBrazilのような暗い雰囲気のギリアム作品の方が好みです。


そんなわけで駐車騒動もありましたが、メキシコ料理もおいしかったし、映画もまあまあ、その後はトラファルガー広場の温暖化防止キャンプ(COP15にあわせ活動家たちがキャンプをしている)も見に行き、何だか面白い夜でした。

10 Dec 2009

チャリティーショップ巡礼

チャリティーショップ無しに私はイギリスで生きていけないのだ。
チャリティーショップ命!とか刺青入れてもいいかもしれないぐらい。


我が愛するさびれた下町には四軒のこれまたさびれたチャリティーショップがあります。
ちなみにそれぞれ、盲人支援のGeranium, 動物保護のRSPCA, ルーマニアの孤児支援と何だか忘れたもう一つのチャリティー。そしてちょっと足を伸ばして隣町までいくと、チャリティーショップの王様Oxfam(反貧困のNGO)があります。こちらはあんまりさびれていません。ちなみにチャリティーショップとはチャリティー団体が経営するリサイクル屋さん。市民からの寄付で成り立っています。お店の人もだいたいがボランティア。洋服の掘り出し物やら、家具やら、本やら小物やら、無いのは食品(と下着?)ぐらいです。チャリティーショップでの買い物だけで、一人暮らしが始められる感じ。いつでも要らない物の寄付を受け付けてくれるので、物をそこまで捨てずに済む、売り上げは各チャリティーの活動費になる、エコです。 


さびれた下町のチャリティーショップというのはどれも見た目がぼろくて、洋服も何だか毛玉だらけの伸びきったセーターばかりのようで、実は色々探すと掘り出し物があります。最近は東京で結構買ったので洋服探しは止めにしようと思い、でも一週間に最低一回はお店を回ってついつい小物を買ってしまったり。今日の朝暇だったので買った物コレクション写真を撮ってしまいました。




木箱と、斜めに傾いたグラスのセット、急須、英国統治時代のボンベイの馬の写真、RoyksoppのCD。はい、なくてもいいものばかり。でも急須は緑茶をいれるのにかなり役立っているし、CDもなかなか良かった。でもグラスはきっと、家の超過酷なキッチン環境で(?)みんなに割られる運命だろう。木箱は日本人の元同僚Daisyさんの跡を勝手に継いで集めている物なので、ちょっといい物を見るとついつい買ってしまう。どれも2ポンドぐらいです。(ちなみにDaisyさんは日本で新居に引っ越し、ロンドンで集めた箱もこれから彼女の家の隅々に登場するはずです。こちらのDaisyさんのブログもチェックしてみてください。Basho is a Damned Liar 


そうそう、自分のデジタルカメラは完全に亡くなってしまいましたが、職場のカメラを借りてブログ用にちょこちょこ撮っていこうと思います。その後立て続けに携帯電話をトイレで水没させるアクシデントがありましたが、暖房の上で乾かしたら生き返りました。やっぱり白黒の携帯ってタフで助かるわ〜。友達にテレビのリモコンみたいって馬鹿にされましたが。
ちなみにAGA騒動は今日新しいバーナーが来て、一件落着。ほ。1週間以内に来てくれたAGAおじさん、えらい!紹介してほしい方があったらご連絡ください。AGAおじさんはAGAと同じ赤色の作業着でした。

火がついた!

5 Dec 2009

暗闇の中

昨日4日は職場の「2年ー4年勤務スタッフの日」でした。そのままだと'reflection day'. 何と訳しましょうか。技能的なトレーニングの日ではなく、日々の職場での生活を振り返る日です。アートセラピストと2−4年間勤務のスタッフ10名でTate Modernに行ったのですが、なかなかおもしろかったのでその様子をどうぞ。


Tate Modernは昔の発電所を中だけ改装した現代美術館。入ってすぐのタービンホールは期間限定の展示場になっていて、いつも大型の彫刻や体験型アートが展示してあります。今現在展示中の彫刻はポーランド人のMilosraw Balkaによる、「How It Is」。写真でわかると思いますが、高さ13メートル、奥行き30メートルの巨大な黒い鉄のコンテナ。コンテナの裏の側面は開いていて、そのまま中に入れるようになっています。今回のreflection dayではこの彫刻に入ってみる、ということっだったので早速体験。







まずは一人ずつばらばらに中に入る。光は全く差し込まず真っ暗の中を手探りで進んでいく感じ。足下が見えないので、一歩一歩踏み出す時が不安、急に床が開いてコンテナの中から落ちたらどうしよう、という恐怖がずっとある。一番奧の一番暗い所まできて一気に振り返ると、光が見えて、目が慣れていないのか頭が痛くなる。自分がコンテナから出て来た後も、まだ出て来ていない仲間のスタッフは大丈夫だろうか、という不安がさらに続く。


その後二回目、今回参加したスタッフ全員て一緒に入って出てくる。二回目で目が慣れたのか、一回目ほど暗くなく、みんなでコンテナの一番奧の壁に寄りかかって、入ってくる光を眺める。恐怖よりどちらかというと、安心感があって眠くなってくる感じ。


この一回目と二回目の違いが面白かったです。コンテナはアウシュビッツに行く列車に見えたり、メッカのカーバ神殿のようであったり、突き当たりは「嘆きの壁」のようにも見える。恐怖も感じるし、守られているような安心感もある。矛盾する物が一緒くたになっていて、私はこういった白黒押し付けないアートがとても好きです。見る側が色々考えられるスペースがあるので。


この後みんなで集まり感想を言いあうことになっていましたが、私はそうゆうのがとても苦手でして。友達とベトナム料理を食べる約束もあったので、早めに切り上げてShoreditchに向かいました。外が明るくてびっくりしました。
「How It Is」は来年の4月まで展示されています。ロンドンにいる方、旅行でこられる方、コンテナの中に是非入ってみてください。



30 Nov 2009

雨やどりパブ

ロンドンは今日も雨。
昨日は相棒のイモリ氏と雨が降ったり止んだりする中散歩に出かけました。
散策した地域はDenmark Hill。我が下町からバスで10分ほどの所にある、大きい大学病院がある街です。何回もバスや電車で通り過ぎていて知っているようでも、実際に脇道を散策してみると色々な小さな発見がありますね。 


今回一番の発見はこちら、パブPhoenix






国鉄のDenmark Hill駅の駅舎の一部が改装されたパブ。駅舎は1800年代のものらしいですが、パブが出来たのは1980年の駅舎の火災以降。歴史は古くないけれど、線路の真上に位置して、電車が通る度にがたがたと揺れ、オリジナルの駅舎の鉄骨と時計もそのまま残っていて、何とも雰囲気があるパブでした。少々トレンディー若者向けという感じ。パブは雰囲気が大事でね…で酒は、というとトイレを借りてソファに座っていただけなのでわからずじまいです。(あ、ここもポイントですね。トイレを嫌な顔をせずに貸してくれるパブはいいパブ。きっと。何せロンドンは公衆トイレが少ないので、その辺はパブ頼みということで、勝手に判断しています。)今度ちゃんと飲みに行こう。

28 Nov 2009

マーマイトよ永遠に…

緊急のり巻きクッキングのお陰ですし酢も全部使ってしまったので、はるばるPiccadilly Circusまで日本食材の買い出しに行っていたんです。
なにせ下町暮らしに慣れてしまっているので、Piccadilly Circusなんてきらびやかすぎて、着いたとたん「アーもう帰ろう」と思ってしまう私。


買い物をさっさと終えてさあバス停に…と歩いていると!!!!!!!!!なんと出会ってしまいました!





マーマイト。
オープンしてから3週間というマーマイト専門店でした。お馴染み瓶詰めのマーマイトはもちろん、「マーマイトの歴史」「マーマイトお料理ブック」「マーマイトコーヒーカップ」「マーマイト鍋つかみ」「マーマイト水筒」「マーマイト味のビスケットやポテトチップス」などなど、2階はマーマイトカフェになってマーマイトトーストを2ポンドで出してました。ちょっと高すぎですね。はい。ちょうど運良く現金を持ち合わせていなかったので、お店の誘惑にはまらずにすみました。


マーマイトはビールの製造過程で出たイーストを原料に使った世にも不思議な食べ物です。何とも言えない独特な臭みの黒くてネバネバの食べ物。イギリス人はこれを焼きたてのトーストにバターと塗って食べてます。スープのブイヨンに使ったり。ピュアなベジタリアン食材として愛用されているらしいです。明らかに塩分過剰摂取に思えますが。
まーとにかく苦みと臭みとすごい塩気で、インドじゃないけど、loveするかhateするか好みが両極端といった感じ。イギリス版納豆、またはくさやという感じですね。で、しょっぱいものに目がない私は…


完全love. マーマイトなしじゃ生きてけない♡ と思っていましたが日本にいる間一度も食べたいと思いませんでした。やっぱりイギリス人じゃないもんで全然思い入れが浅いんだわ。でも今自分はロンドンいるんだー!とミーハーにマーマイト味ビスケットを買って食べてみたけど、うーん、苦みがきつくていまいち。我がイギリス人相棒のイモリ氏はおいしそうにほおばってました。よかった。


写真はイモリ氏がせっせとやっている演劇のグループのポスターです。日本から帰ってきたばかり、時差ぼけを治すために夜な夜な(って言っても夜7時頃)作りました。ロンドンにいる人がいましたら、ぜひ遊びに来て下さい。




24 Nov 2009

IKEAメランコリー

仕事に戻った第一週目の休日、行ってきました、IKEAに。
がんばって気丈にさっさと買い物を済ませようと思ったのに、やっぱりIKEAメランコリーにかかってしまいました。


IKEAに行ったことがある人はよくわかると思いますが、入ったら最後、支払いのレジに辿り着くまで最短距離を走っても約10分くらいはかかるのです。その間ありとあらゆる、本当に必要ではなさそうだけどあったらほんの少し便利(?)で、しかもお手頃価格の商品の前を通らせて、お手軽に物を買わせよう…というIKEA側の魂胆ね。


まあ値段も安いし、デザインもかわいいし…いいじゃん…と思っていられればいいんだけど。


でも私はイギリス中、いや世界中の家々がIKEAの家具と小物で埋め尽くされる近い将来を想像すると、それだけで鬱状態になるわけです。
IKEAの世界征服だ!いやだー。みんな一緒というのが、どうも気持ち悪い。東欧の共産時代の全部間取りが同じ灰色の集合住宅、という感じです。


イギリスではよくいらなくなった家具を道端に出して「欲しい人勝手に持って行ってください…」というのをやりますが、物色してみると本当にIKEAの家具が多い!粗大ゴミ置き場もIKEAのものばかり。みんな買って捨ててばっかり! ああ悲しい。イギリスは確か、物を大切にする国だったよねー。


ちなみに私と友達は電球一箱に、ネズミグッズを集めているベルギー人友達にネズミの小さいぬいぐるみを買って帰ってきました。(これだけ文句を垂れながらやっぱり買ってますねこの人)
どっと疲れました。最初っから行かなければいいだけのことですね…。
行ったことがない人は是非一度試しに遊びに行ってください。食べ物も安いです。家具は大変壊れやすいです。